Acetone Forever
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acetoneを偲んで
このウェブサイトは、彼との別れの時から温めてきた構想を、acetone氏の生誕40周年を機に改めて形にするものです。今は亡き彼が遺した言葉たちを集めた追悼の場として、ここに捧げます。
acetone氏は、黒と赤と酒を愛し、その強面で屈強な体躯とは裏腹に、誰よりも優しく快活な人物でした。
コミュニケーション能力 ― 特に「飲みニケーション能力」に長けた彼は、交友関係は広く持ちながらも、一人ひとりとの絆を何よりも大切に、深く付き合う人でした。
自ら「燃えるぜ」「焦熱の人生」と語った通り、彼は熱く生きました。
その熱さゆえに、激しい言葉、ネタとして笑いを取る過激な表現も躊躇なく使い、素直に自分を表現する男でした。
一方で、繊細な一面も持ち合わせていた彼は、悩み、苦しみながらも、様々な人々と深く交流し、その生き様を文字に刻み続けました。
また、絆を大切にするがゆえに、時には一人で抱え込んでしまう責任感の強い男でもありました。
このウェブサイトに掲載されているコンテンツには、サブカルチャー的要素、ネタ、過激な表現など、型にはまらない自由な表現が含まれています。
しかし、それこそがacetone氏の真実でした。
固定観念を取り払い、躊躇することなく、彼の率直な表現をそのまま受け止めてください。
彼が悩みながらも情熱を燃やし続けた日々、その考え方に触れることで、彼を思い出し、または彼を想像し、あなた自身の人生を活性化するきっかけとなれば幸いです。
彼が旅立った時期は、このウェブサイトのどこかに静かに刻まれています。
それでは、acetone氏が心のままに綴った魂のコンテンツを御覧ください。
― 今はもう失われてしまったacetone氏のウェブサイト「燃えるぜ!焦熱の人生」のトップページより。―
燃えるぜ!焦熱の人生
May 9, 2009
夜、警備員のスコットとエリアス、研究員のスティーブとポーカーをやった。
スティーブの奴、やたらついてやがったがきっといかさまにちがいねェ。
俺たちをばかにしやがって。
May 10, 2009
今日、研究員のおえら方から新しい化け物の世話を頼まれた。
皮をひんむいたゴリラのような奴だ。
生きたえさがいいってんで、豚を投げこんだら、奴ら、足をもぎ取ったり内臓を引き出したり
遊んだあげくやっと食いやがる。
May 11, 2009
今朝5時頃、宇宙服みてえな防護衣を着たスコットに突然たたき起こされて俺も宇宙服を
着せられた。なんでも、研究所で事故があったらしい。
研究員の連中ときたら、夜も寝ないで実験ばかりやってるからこんな事になるんだ。
May 12, 2009
昨日からこのいまいましい宇宙服をつけたままなんで、背中がむれちまって妙にかゆい。
いらいらするんで、腹いせにあの犬どもの飯を抜きにしてやった。
いい気味だ。
May 13, 2009
あまりに背中がかゆいんで医務室にいったら、背中にでっけえバンソウコウを貼られた。
それから、もう俺は宇宙服を着なくていいと医者がいった。
おかげで今夜はよく眠れそうだぜ。
May 14, 2009
朝起きたら、背中だけでなく足にも腫物ができてやがった。
犬どものオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら数が全然たりねえ。
めしを三日抜いたくらいで逃げやがって。
おえら方に見つかったら大変だ。
May 16, 2009
昨日、この屋しきから逃げ出そうとした研究いんが一人、射さつされた、て はなしだ。
夜、からだ中 あついかゆい。
胸のはれ物 かきむしたら 肉がくさり落ちやがた。
いったいおれ どうな て
May 19, 2009
やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの、いぬ のエサ くう
May 21, 2009
かゆい かゆい スコットーきた
ひどいかおなんで ころし
うまかっ です。
4
かゆい
うま
May 25, 2009
今日タミフル飲んだら治ったわ。お陰で快調。
タミフルってすげぇんだな。(えんたぁ)
とむ「Σ(゜Д゜; !?」