燃えるぜ!人生珍道中旅日記:K/BUMP OF CHICKEN

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K/BUMP OF CHICKEN

(カポ:1フレット、8beat一部16beat)



G      Dm    Em
週末の大通りを黒猫が歩く

 F         Am   C
ご自慢の鍵尻尾を水平に威風堂々と

G       Am      Em
その姿から猫は忌み嫌われていた

F           Am    C
闇に溶けるその身体目掛けて石を投げられた



(間奏)G F C



G          Dm     Em
孤独には慣れていた 寧ろ望んでいた

F          Am  C
誰かを思いやることなんて煩わしくて

G          Am     Em
そんな猫を抱き上げる若い絵描きの腕

 F           Am      F   G
「今晩は、素敵なおチビさん、僕らよく似てる」



F       G F        G Dm    Em   F
腕の中もがいて 必死で引っ掻いて 孤独という名の逃げ道を



  Am   F    C      G
走った 走った 生まれてはじめての

   Am    F    C      G
優しさが 温もりが まだ信じられなくて

F        G F          G
どれだけ逃げたって変わり者はついて来た

  C  F  C
Oh, year…



G           Dm      Em
それから猫は絵描きと二度目の冬を過ごす

 F           Am      C
絵描きは友達に名前をやった 黒き幸<Holy Night>

G          Am    Em
彼のスケッチブックは殆ど黒尽くめ

F          Am     F   G
黒猫もはじめての友達にくっついて甘えたがある日



F     G F       G Dm    Em     F
貧しい生活に倒れる名付け親 最後の手紙を書くと彼はこう言った



   Am    F    C      G
「走って 走って こいつを届けてくれ

  Am      F      C    G
夢を見て飛び出した僕の帰りを待つ恋人へ」



F           G     F            G
不吉な黒猫の絵など売れないが それでもあんたは俺だけ描いた

F
それ故あんたは冷たくなった 手紙は確かに受け取った



(間奏)[Am F C G]×4



G       Am    Em
雪の降る山道を黒猫が走る

 F         Am     C
今は亡き親友との約束をその口に銜えて

 G             Am     Em
「見ろよ 悪魔の死者だ!」石を投げる子供

 F             Am       C
何とでも呼ぶがいいさ 俺には消えない名前が在るから



 G          Am    C
<Holy Night>聖なる夜と呼んでくれた

F               Am    C
優しさも温もりも全部詰め込んで呼んでくれた



G         Am        Em
忌み嫌われた俺にも意味が在るとするならば

 F      Am        F          G
この日の為に生まれてきたんだろう どこまでも走るよ



F       G F     G Dm   Em    F
彼は辿り着いた 親友故郷に 恋人の家まであと数キロだ



  Am    F    C    G
走った 転んだ 既に満身創痍だ

    Am    F     C   G
立ち上がる間もなく襲いくる罵声と暴力

   Am      F      C         G
負けるか 俺は<Holy Night> 千切れそうな手足を

   Am     F     C      G
引き摺り なお走った 見つけた!この家だ!



 F         G    F
手紙を読んだ恋人はもう動かない猫の名に

F       G  F
アルファベット一つ加えて庭に埋めてやった 聖なる騎士を埋めてやった