燃えるぜ!人生珍道中旅日記:迷子の迷子の・・・

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はい、どうも〜^^

間違い電話に対応する寝言を放ったacetoneですよ〜。



今日は某デパートにいって安売りしてた黒のスラックスを買ってきました。

無論、このブログに書いているということは、ただでは帰らせてくれなかったのですが。

黒のスラックスを購入し、裾を店員さんに直してもらっている間、下の階にある茶店にでも入って時間を潰そうと思い、エスカレーターに向かっている途中、



ぐいっ、



と、自分のジャケットが引っ張られたのです。

何者ぞ、と思って振り返ると、

ん?誰もいない?

いや、これは…。

視線を落とすと、3、4歳くらいの男の子がよそ見して自分のジャケットの裾をしっかと握っていました。

と、その時、男の子が顔を上げ、自分のほうを見たのです。

固まる男の子。

しばしの沈黙。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



あー、このパターン、嫌な予感が。

そしてだんだんと男の子の顔が崩れていき・・・














































































「うわーーーーーーーん!!」

















































「おかぁさんじゃないーーーーー!!」
























































この少年、やはりやってくれました。

集まるは周囲の買い物客たちの視線。

おばちゃんたちが口に手を当ててひそひそと何かを話しはじめる・・・。

あー、いっそ殺せ。

自分は男の子を必死にあやし、

「うんうん、分かった分かった。おじさんと一緒にお母さん探そうねぇ〜。」

とか笑顔で言うと、

俺の足に抱きついて涙と鼻水とよだれの混合溶液をジーンズにこれでもかというほどくっつけてくれました。

結局自分は先ほどスラックスを購入したレジに戻り、

店員さんに迷子の男の子と遭遇した状況を説明して迷子センターまで一緒に行く羽目になってしまいました・・・。

しかも迷子センターで男の子の母親が待ち伏せしている罠。

男の子は母親に向かって「おかぁ〜さ〜ん!」とか言って走っていき、そのままハグ。

うんうん。

微笑ましい親子の再会じゃないか。

母親はおーよしよしと男の子をあやした後、

「よかったね〜、優しいおじさんに連れてきてもらって。」

「ほら、おじさんにお礼言いなさい。」

「・・・えぐっ・・・おじさん、ありがとうございます・・・。」


























































































ボクはそんな微笑ましい親子の再会に、




笑顔のままで殺意を抱きました。















































































その後、二十歳(はたち)の自分を『おじさん』呼ばわりするその母親に何かお礼をと言われましたが、無論断りました。

お礼する前に俺を『お兄さん』と呼んでくれ。

俺にとっては、それが最高の感謝の言葉に聞こえるぜ。



まあ、心の広い俺だ。

多少のことには目を瞑ろう・・・。

ただ、最後にひとつだけ言わせて欲しい。





















































































何故泣く・・・?il||li OTZil||li